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平均足はコマのように見えることからコマ足とも呼ばれています。
平均足は4本値(始値・高値・安値・終値)の平均値から作られる罫線系のテクニカルで、ブレをなくしてトレンドを表すことを目的に作られたテクニカル分析です。


4本値の平均値から作られるのはローソク足と変わらないのですが、平均足はその平均値から計算されていますので、視覚的にローソク足より、平均足のほうがトレンドをつかみやすくなっています。
下のチャートは同じものをローソク足と、平均足の両方を比べるのに並べたものですが、左がローソク足チャート、右が平均足チャートになります。右の平均足のほうが、よりトレンドを見分けるのに見やすくなっているのがお分かりいただけると思います。





相場はいったん上がり始めたり、下がり始めると、しばらく続く傾向性を持っています。その習性をうまく利用すれば、平均足だけを参考にして十分にトレードができます。現に平均足だけでトレードし、それなりの成績を収めているトレーダーもいるくらいです。
では下の図を参考に、平均足の使い方を見てみたいと思います、参考にしている下の図は2009年12月4日の朝のチャートになります。


私も時々平均足だけでトレードすることもありますが、そのときのトレードは2番目の足を狙ったトレードをしています、先ほども書きましたが、相場はいったん方向が決まると、しばらくの間その方向に連続して続いていく習性があります、その習性を利用したのが、平均足の2番目を狙っていくトレード法です。
例えば、今まで相場は上げていると平均足の色は青色の平均足が連続して続いてきます、それが赤に平均足の色が変わるとトレンドの変換を意味することになります、最初の変わり目はまだダマシの可能性が捨て切れませんので、色が変わって2番目の足も同じ色ならポジション取りをしていくのです。
下の図はGBP/JPYの5分足チャートになりますが、黄色い矢印で指しているところが2番目になります、そして2番目でエントリーしてプラスまで持っていけたであろうところが、すべて黄色の矢印で示しています。

平均足だけで、黄色い矢印の数だけ勝てるチャンスがあるということです。
以下10分足・15分足・30分足・1時間足と同じように黄色い矢印で示した図を掲載しますので、参考にしてください。



















以上5種類のチャートを見ていただきましたが、お分かりいただけたでしょうか。
ここではポンド/円のチャートを参考にしていますが、これはどの通貨の組み合わせでも同じですから、普段取引されている通貨の組み合わせで検証してみてください。