HOME VTとQQEの導入 QQEの基礎 平均足 QQEの応用 World空間



  


私たちがFX取引をしていく上で、もっとも頼りとしているのがテクニカル分析指標(インディケーター)です。テクニカル分析指標は、大海原を航海する船の羅針盤的役割を果たしています。


羅針盤にも性能の優れたものから、劣っているものまであるように、テクニカルインディケーターにも性能に差があって当然です。日本でのFXの歴史は10年がようやくすぎたところですが、米国や欧州各国、シンガポール、香港などでは早くからFXが行われていました。
そのため、FX専用のテクニカルインディケーターの研究や開発も、盛んに行われてきました、私が確認しているだけでも、世界には1000以上のテクニカルインディケーターが存在しています。
今回ここで紹介したQQEインディケーターはその中のひとつに過ぎません。


世の中には、これ以上に優れたインディケーターがまだあるはずですが、ひとつのインディケーターを採用するためには、かなりの時間を必要とします。
それは、そのインディケーターがどれだけの実力を持っているのか、過去に遡ってバックテストをしなければならないのはもちろんのこと、
少なくとも向こう半年間は、その実力を実践でテストしてみなければなりません。バックテストはあくまでも過去の結果ですから、大事なことは過去もそうですが、その過去の実績を未来にも引きずっていけるのか、それを検証することが何よりも大切なことだからです。


        


世界には1000以上のテクニカルインディケーターがあるのに、日本のFX取扱業者が提供するチャートの中には、テクニカルインディケーターの数がそろっていないところがほとんどです。最近はそれらを充実させようとする業者も出てきてはいますが、まだまだ顧客に対するこういったサービスについては充実されていないのが現状です。


たとえば、このホームページで紹介しているQQEインディケーターは、日本の業者のチャートの中には、知っている限りでは一社も提供しているところはありません。平均足にしても、数社程度しかないのが現状です。


FX取扱業者の多くは相対取引の形態をとっていますが、私なりに、これを業者側の立場から見たら、顧客には負けてもらいたいという本音が、チャート作りにも出ているような気がします。
相対取引というのは、顧客の注文をそこの業者が受けるということです。顧客が負ければ、それだけ業者は儲かります。なかにはカバー先にそのまま顧客の注文を流すところもありますが、そんなFX業者はごくわずかです。ほとんどの業者は顧客の注文のすべてをカバー先にそのまま注文することはありません。
つまりカバー先をどこの業者も表示していますが、カバー取引を人為的に操作しているところがほとんどということになります、こういう取引をしていると、顧客取引からカバー取引に時間差が生じてきます、そうなるとその間の為替変動リスクをFX業者が負うことになりますから、顧客とFX業者の関係は、利益相反関係になるわけです。急激な為替変動が起こったりした後、顧客が出金手続きをとってもすぐに支払いができない業者が現実にいくつもありますから、業者選びは慎重に行わなければなりませんし、これは私の個人的な意見になりますが、取引先は一社にまとめず、数社に資金配分しておくことは、自身の財産を守ることからも重要なことであると思っています。


どこの業者も顧客の利益を考えている業者は皆無であるという認識は最低限持たなければなりません。